生成AIでEAを作ろうとして2回心が折れた話と、それでも続けると決めた理由

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生成AIでEAを作ろうとして2回心が折れた話と、それでも続けると決めた理由

どうもこんにちは。戦術トレードラボのラボ長です。

第1話では、兼業トレーダーの私が「自分の手法をEAにする」と決めた理由を書きました。

今回は、実際にAIでEAを作り始めて、わりと早い段階で2回、心が折れた話です。
これからAIでEA自作に挑戦しようとしている方には、「最初はだいたいこうなる」という予習になるかもしれません。


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最初の相棒は、ChatGPTのCodexだった

何も分からないまま、まずはChatGPTのCodex(コードを書いてくれるAIエージェント)に登録して、EAを作らせてみました。

結果から言うと、動くものはできました。

それまで普通の生成AIに頼んだときは、そもそもコードにエラーがあって動かないこともしばしば。
それに比べると、「おっ、ちゃんとコーディングしてくれてる」という手ごたえがありました。

これはいけるかも。
そう思って、あれこれ動かしていたら――

あっという間に無料枠の上限。次に使えるのは、だいぶ先。

何も形にならないまま、私の初めての「AIエージェントとのEA作り」は終了しました。
ここで一度、心が折れかけました。

でも同時に、希望も見えていました。
「普通の生成AIより、明らかにちゃんと作ってくれる」
この感覚があったので、今度はClaude Codeの月3,000円くらいのプランならいいかと登録しました。

ここからが、本当の始まりです。

「AIに手法も考えてもらえばいいのでは?」という甘い考え

実はその少し前、ネットで「ボリンジャーバンド系の手法をAIでEAにしたら、わりとすぐにバックテストでそれなりの成績が出た」という話を目にしていました。

だったら、AIに考えさせても、それなりのものができるんじゃないか。

そこで最初の一手は、AI自身に「世の中にある手法から、いい感じのものを選んでEAにしてみて」と頼んでみました。

できあがったのは、移動平均線のクロスで売買する、教科書どおりのEA。
結果は、まったく使い物になりませんでした。

しかもこのとき、ちょっとした事件が起きます。
テストのつもりが、入金していない本番口座に、勝手につながろうとしていたんです。

入金していなかったので実害はゼロ。
ただ、「AIって完璧じゃないんだな」と冷や汗をかきました。

一方で驚いたのは、そのミスにAI自身が気づいて報告してきたことです。
間違えるけど、間違いに気づける。
このあたりから、AIとの付き合い方が少し見えてきた気がします。

これから始める方へ
最初は必ずデモ口座で。テスト環境と本番環境は、はっきり分けておくのがおすすめです。

自分の手法を伝えたら、あっさり完成……したように見えた

AIに手法を考えてもらうのは早々に諦めて、自分の手法をAIに伝えていくことにしました。

会話の感じでは、ちゃんと伝わっている。
質問にも的確に答えてくる。
そして驚くほどサクサク、最初の自動売買プログラムが完成しました。

「大まかだけど、だいたい合っているだろう」と思って、バックテストへ。

結果は、ドル円でプラス。
正直、「なんだ、Easyじゃん!」と思いました。

……ただ、違和感もありました。

  • トレードの回数が少ない
  • プラスといっても小さい
  • ほかの通貨ペアでは、しっかりマイナス

そこで、エントリーと決済の位置をチャートに描かせてみました。

もう、チグハグ。

私が「ここで入る」と思っている場所と、EAが入っている場所が、まるで合っていない。
会話では伝わっていたはずなのに。

ここで、2回目の心が折れました。

それでも続けると決めた理由

ただ、チャートを見ながら、ひとつ思ったことがあります。

手法がちゃんと伝わっていないだけなら、まだ可能性はある。

手法そのものがダメなのではなく、伝え方の問題。
だったら、伝え方を工夫すれば良くなるかもしれない。

とりあえず、契約した分くらいは頑張ってみよう。
そう決めて、続けることにしました。

……この判断が、沼の入り口だったわけですが。

今回わかったこと

これからAIでEAを作ろうとしている方に向けて、今回の学びをまとめます。

  1. AIに手法選びから任せても、使えるEAにはならなかった
    世の中の定番をなぞったEAは、少なくとも私の場合は全然ダメでした。
  2. 「会話で伝わっている」と「コードに反映されている」は別物
    チャートにエントリーと決済を描かせて、自分の目で確かめるのが一番早いです。
  3. テスト環境と本番は分ける
    AIはたまに、とんでもないところにつなぎにいきます。
  4. 少ない回数の小さなプラスは、信じない
    「なんだEasy!」と思った瞬間が、いちばん危ない。

次回は、「自分の目で見ている判断」を言葉にしてAIに伝えようとして、想像以上に苦戦した話を書きます。


関連: はじめてのEA開発 / Claude CodeでEAを作る

※本ブログの成績はすべて私個人の記録であり、将来の利益を保証するものではありません。バックテストの結果は過去のデータによるものです。投資は自己責任でお願いします。

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