4記事で誰でも出来るようになるVBA②

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さて、それではいよいよ、ご説明に入って行きたいと思います。

先に下書き状態で公開しているかもしれませんが、後で絵などを差し込んで、分かりやすく手直しかけていきます。

すみません。

出来るだけ入りやすい順番を考えて、構成してみます。

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1.何に対して何を行うか?がプログラムである

何を言いたいか分かりませんよね、これだけでは。

例えば、

worksheets(“sheet1”).cells(1:1).interior.color = vbRed

※この記述と同じworksheets(“sheet1”).Range(A1).interior.color = vbRed

と記述した場合、A1セルの色が赤になります。

「何に」の部分が、

worksheets(“sheet1”).cells(1:1)

になります。

シート名「sheet1」の、一行一列目(A1セル)の。になります。

「何を」の部分が、

interior.color

になります。

背景色(interior.color) を、 となります。

続いて、「行う」の部分ですが、

= vbRed

となります。

赤(vbRed)に、する(=) となります。

どうですか?単純じゃないですか?

何に、何を、したいか?を記述することが、プログラムなんです。

これは、「順次」と呼ばれています。

他には、基本、「分岐」と「繰り返し」の3要素で、プログラムは構成されます。

文章にすると、何が何の時(分岐)、どのくらい(繰り返し)、何に対して何を行うか?(順次)、になります。この組み合わせが基本となって行きます。

2.どんな順番で行わせるか?がプログラミングである

ここまで大体ご理解頂けたでしょうか?

分かりにくい部分ありましたら、残りの記事含めて、補足して行きたいと思います。

是非、最後の④までお付き合い下さい。

さて、どんな順番で行わせるかが、プログラミングであるとしています。またまたどう言う意味なのか、詳しく説明して行きます。

先の1.で例に挙げていた、セルを赤にするプログラムは、その一つの指令では、自動化ができません。

そう言った処理を複数記述して、やっと目的の自動化を達成出来ると思います。

例えば、

(1)他のExcelから、転記する

(2)転記したデータの値によって分岐する

(3)セルの値が、1より大きいものは赤、小さいものは青

かなり端折っていますが、この様に記述していくと思います。

これが、(3)から記述してしまうと、データが無いため、色のが塗られるセルはありません。

この様に、プログラムは上から順に流れて行くことと、記述した内容によって、どの様に変化させて行くのかを想像しながら記述していく必要があります。

麺の茹で上がりにあわせて、器を準備したり、スープを盛り付けたり、麺を投入してから、焼豚やメンマを載せますよね。

当たり前のことですが、こう言うことを理解しておけば、Google先生で調べた、プログラムをどこに貼り付ければ目的の処理が行えるのか、分かるようになります。

3.変数を理解しよう。

プログラムの要素として、「変数」と言うものがあります。

これが、初心者の最初の壁かもしれません。が、難しそうに感じるのですが、とても簡単で、この世で一番便利なものと言っても過言ではありません。(すみません、過言です。)

この変数と言うのは、数学のxと同じで、

何でも入れられる、箱の様なものです。

また、変化させることもできますが、xはxとして使えるのです。

…ちょっと何言ってるか分かんない 状態でしょうか。

またまた、初心者用に端折って、理解するために2つだけ、ご説明します。

(1)変数には、数字や文字、計算式を入れることが出来る

(2)変数には、Excelファイルや、sheetを入れることが出来る

この二つがあることで、プログラムの拒否反応の第一関門を突破できます。

それでは、詳しく説明していきます。

(1)変数には、数字や文字、計算式を入れることが出来る

早速ですが、

x = 1 と記述すると、xを1として扱うことができます。

また、↑の記述の後に、x = x+1 と記述すると、x = 1+1と同じになり、それ以降のプログラムでは、xを2として扱うことができるようになります。

これを文字として扱えたり、文字を結合させて行くことも可能です。

以降の記事で詳しく説明しますが、

cells(x,1)として、セルの指定に、変数を使用することによって、繰り返しの処理と組み合わせて使うことで、色を変えたいセルを一行ずつ下げて行くことも可能になります。

(2)変数には、Excelファイルや、sheetを入れることが出来る

先程xとしていた変数ですが、Excelのシートを入れて取り扱うことが可能です。

set x = worksheets(“sheet1”)

と言うような記述で、変数にシートを入れられるのですが、これのどこが便利なの?と思うかもしれません。

これが、非常にプログラミングを簡単にする要素なのです。

どういうことか?

例えば、冒頭で、この様に記載していた記述がありますが、

worksheets(“sheet1”).cells(1:1).interior.color = vbRed

これをシートを入れた変数xを使うと、この様に表現できます。

x.cells(1:1).interior.color = vbRed

一気に短くなりましたよね。xという名前の変数にしているから分かりづらいのですが、

例えば見積もり書のシートであれば、mitsumoriと言う変数名にして扱うと、プログラム内で迷わなくなり、記述がしやすくなります。

実際に記述ができるために必要なことは次回以降の記事で解説していきます。

プログラムを書けなくても、読めるようになると、理解がとても進みますし、参考にしながら別のプログラムを書いて行けるので、読めるようになることを意識するのは非常におすすめです。

その辺りを経由して、記事をまとめて行きます。

今回はここまで!ありがとう御座いました。

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